AC電源がなくても安心!?ポータブルバッテリーの選択と使用時間の目安Vol.2

みなさま、こんにちは。ddiです。

今回も、引き続きポータブルバッテリーについてお話しいたします。

前回は、ポータブルバッテリーの正しい容量の把握と比較は
「Wh」を見ることで、わかりやすくなるのではないかとお伝えしました。

Vol.2の今回は
ポータブルバッテリーの使用可能時間についてまとめていきたいと思います。


▶︎ポータブルバッテリー使用可能時間の目安

ポータブルバッテリーの使用時間を計算するためには
バッテリーの容量(Wh)と使用機器の消費電力(ワット数)を基に推定時間を推測できます。

基本の公式


ただし、実際にはバッテリーの変換効率を考慮し計算する必要があります。

変換効率とは、ポータブルバッテリーのエネルギーのうち、実際に機器へ供給できる割合のことです。

ポータブルバッテリーを使用する際、エネルギーの一部が熱として失われたり、DC-AC変換やDC-DC変換でロスが発生してしまうため、一般的に変換効率は 85~90% 程度と言われています。

この変換効率を考慮し、再度公式に当てはめてみます。

変換効率を含む公式


例えば
消費電力45Wのパソコンを500Whのポータブルバッテリーで使用する場合
変換効率を85%〜90%とすると





結果として、9〜10時間程度使用できると考えられます。

ただし、バッテリーの状態や気温、パソコンの使用状況(高負荷時の消費電力増加)によっても多少の変動があります。
上記の計算式では目安時間しか出せませんが、目安時間が分かることで広がる選択肢もあると思っています。

「1個では足りない可能性があるから数を増やす」「バッテリー容量の大きいものに変える」などの対策や準備ができますよね。

ここまでお話しした内容をもとに
ご自身の撮影現場の状況に合わせてポータブルバッテリーや蓄電池を選んでいただければと思います!

弊社でレンタルしているポータブルバッテリーは以下のとおりです。

是非ご利用ください!以上ddiでした。