Aputure400X
今回、LED Aputure400Xを導入しましたのでレポートさせて頂きます。
当社で保有しているAputureのバイカラーシリーズ60X、300X、600X、1200Xに新しくラインナップに仲間が加わりました。

- 高精度なホワイトライトと色再現性:独自のBLAIRチップ(Blue, Lime, Amber, Indigo, Red)を採用し、業界トップレベルの色精度(CRI・TLCI≧95、SSI 85-87、TM-30 Rf 95)を実現。色にこだわる映像制作・写真撮影に最適。
- 2500K~10000K & ±Gフル調整対応:幅広いCCTレンジに加え、ASC MITC準拠のグリーン・マゼンタ補正に対応。周囲光とのマッチングや意図的な色演出も思いのまま。
- 屋外撮影でも安心のIP65防塵防水設計:雨や砂埃のある環境でも使用可能なタフなボディ。商業撮影からロケ現場まで、あらゆる撮影環境に対応。
- 多様なコントロール方式対応:16bit DMX512、LumenRadio CRMX、Sidus Linkアプリ(Pro対応)による直感的なリモート操作が可能。複雑なライティングセットにもスムーズに統合。
- コンパクトながら高出力 & フレネル対応:35°リフレクター使用時64,600lux(@1m)を誇る高出力。オプションのCF7フレネルでさらに明るく、光のコントロール性もアップ。プロフェッショナルな現場での多用途に対応。

Aputure400X(手前)とAputure600CProⅡ(奥) 灯体の大きさの比較です。
灯体自体、600Cに比べてコンパクトになった感じです。灯体 400X(3.95kg) 600CProⅡ(5.9kg)

Aputure400X(手前)とAputure600CProⅡ(奥) コントロールボックスの大きさの比較です。コントロールボックス 400X(3.00kg) 600CProⅡ(5.4kg)

ケースは、タイヤは付いていませんが非常に軽いです。



87%以上のRec.709色域をカバーし、0.1~100%のステップレス調光 にも対応します。

ProLockマウントシステムにより安全にアクセサリーを取り付可能になりました。

ACケーブル及びヘッドケーブルがコントロールボックスの上部に差し込み口が
できたことで使い勝手が向上しています。

コントロールボックスにVマウントバッテリープレート付属Vマウント
バッテリー2個で駆動 (写真は198Vバッテリー)

ヨーク360°回転が可能。ヨークに角度のメモリが印字されています

ジュニアピン(φ28mmオス)とベイビーピン(φ16mmメス)に対応したアダプター

ちろんスマホなどでSidus Link/Sidus Link Proアプリ操作も可能です。

今回、Aputure600CProⅡとの光量の比較をしてみました。

600CProⅡ 光源と石膏像との距離 2.5m INT(明るさ) 100% ISO 100 S 1/60 F5.6 1/3
コントロールボックスの設定色温度 5500°K スペクトロマスターでの実測値 5471°K

400X 光源と石膏像との距離 2.5m INT(明るさ) 100% ISO 100 S 1/60 F4 2/3
コントロールボックスの設定色温度 5500°K スペクトロマスターでの実測値 5480°K
*光量にして600CProⅡより2/3程落ちる感じです。

赤 HUE(色相) 0 F1.4 2/3

青 HUE(色相) 240 F2.8

青 HUE(色相) 120 F4 2/3

下手600CProⅡ 上手400X (INT明るさ 100% CCT色温度 5500°K HUE色相 0 SAT彩度 100%)
赤系に関しましては、割と近い色味を再現できているかと思いました。

同梱品
STORM 400x ランプ*1
STORM 400x コントロールボックス*1
ライトニングクランプ*1
35º ハイパーリフレクター*1
STORM 400x ヘッドケーブル (3m)*1
ACパワーケーブル (6m)*1
ボーエンズマウントプロテクションカバー*1
ソフトキャリングケース*1
取り扱い説明書*1
ダボ*1
スタンド*1
今回テストしてみて感じたことは、軽いのでロケなど持ち運びで利便性を発揮できる。
細かい部分が使い勝手よくなっている。
バイカラーながらBLAIR(ブルー・ライム・アンバー・インディゴ・レッド)チップを搭載していることによってCシリーズには及ばないもののフルカラーに近い色の表現が可能となっています。
Aputure製品はユーザーの要望を取り入れて日々進化(アップデート)しているように思えます。
是非、新製品のAputure400Xをご利用下さい。