#働く人々を知る

2023年入社
田畠 有
TABATA YU
メインスタッフ/サブチーフ
これまでの職歴とフォトグラファーを目指したきっかけを教えてください。
スポーツインストラクターをはじめ、これまでさまざまな仕事を経験しました。工場で働いていた頃、世の中のために自分が何かできることはないか、世の中に何かを残したいと強く思うようになりました。それまで人の役に立つことや写真や動画を撮って感謝されることに喜びを感じ、ファッション写真から元気や勇気をもらうことも多かったので、自分がいなくなっても写真が世に残り、誰かの心に生き続けてくれたらと思い、フォトグラファーを目指しています。
代官山スタジオを選んだ理由を教えてください。
たまたま見つけたとあるフォトグラファーのアシスタント募集に応募した際に、「プロになる道筋と、覚悟があるなら東京に行くのがいい」というアドバイスをもらい、いくつかスタジオを紹介していただきました。その中に代官山スタジオがあり、対応や資料づくりが最も丁寧だったことから、ここしかないと心に決めました。入社して今では、現場に出ながら、サブチーフとしてスタッフの統括や育成を担っています。

前職を辞めて、カメラマンを目指すことに迷いはありませんでしたか。
かなり迷いました。退職のタイミングもなかなか決められませんでしたが、フォトグラファーになりたいという気持ちは固まっていたので、違う仕事を続けている自分に違和感があり、最終的に踏ん切りがつきました。1ヶ月間ブライダルフォトグラファーのアシスタントを経験し、やはり広告写真に携わりたいという思いが明確に。29歳という年齢もあり、立ち止まっている時間はないと覚悟を決め、東京に行くことを決意しました。撮影の仕事は東京が中心だと分かっていても情報も少なく、決断するまで時間がかかってしまいました。
代官山スタジオ独自の育成カリキュラムを学んでみてどうですか。
11ヶ月強で少し早くカリキュラムを終えましたが、学びに満ちた濃密な時間でした。三脚やライトの種類も知りませんでしたが、このカリキュラムを経て現場にも安心して出られるようになりました。覚えることは多かったものの、座学だけでなく体も使って学べた点が自分には合っていました。サブチーフとなった今、当時の先輩の言葉の意味を実感することも増え、改めて感謝しています。撮影の技術は日々学ぶことばかりで、分からないことは後輩に教わることも。恥ずかしさや悔しさもありますが、毎日が新しい発見と楽しさであふれています。

将来はどのようなステップアップを考えていますか?
卒業後は、フォトグラファー直属のアシスタントになりたいと考えています。フォトグラファーとしての仕事の流れを学びつつ、人脈を広げていきたいです。アウトドアの分野が好きなので、著名なアウトドアブランドの広告や、スポーツメーカー、ライフスタイル関連の撮影に携わりたいと思っています。撮影現場でカメラマンやスタッフの方々と話す中で、「こんな道があるんだ」「こんな表現方法があるんだ」と学ぶことも多く、時間をかけて今の考えに至りました。
中途採用で代官山スタジオを志望する方へメッセージをお願いします。
中途で悩まれている方も多いと思いますが、HPをご覧になっている時点で、気持ちはフォトグラファーに傾いているはず。ぜひご自身の思いに従って、チャレンジしてみてください。他の場所で培った社会人経験は大きな強みとなり、きっとプラスに働いてくれるはずです。覚悟を決めて、一緒に頑張りましょう。