#働く人々を知る

2025年入社
鹿野 今日子
SHIKANO KYOKO
サブアシスタント

これまでの職歴とフォトグラファーを目指したきっかけを教えてください。

もともとミュージックビデオの制作に携わりたくて、4年制大学でメディア全般を学びました。授業で一眼レフカメラに興味を持ったことがきっかけで、プロを目指すようになりました。広告写真のフォトグラファーになりたかったのですが、どうすればなれるのか分からず、大学卒業後は、年代含め多様な人と出会えることが自分の将来にプラスになると考え、ブライダル会社に就職。写真部門で3年9ヶ月勤務し、前撮りや婚礼当日の撮影はもちろん、出産、成人式、還暦祝いなど、ご家族のさまざまな人生の節目を撮影してきました。

代官山スタジオを選んだ理由を教えてください。

広告写真に携わりたい思いが強くなり、前職でご縁のあったフォトグラファーの方々に話を伺ったり、コマフォトで白ホリのあるスタジオを調べたりして、代官山スタジオに辿り着きました。採用ページに丁寧で詳しい情報が掲載されていたことで、将来の自分がイメージできたことが決め手となり、入社を決意しました。現在は、館内清掃や機材準備、受付対応、週に1~2回のスタジオアシスタント業務を行い、正直夜遅くなることもありますが、希望した会社で好きなことができているので、しんどいと思ったことはありません。

前職を辞めて、カメラマンを目指すことに迷いはありませんでしたか。

迷いはありませんでした。滋賀出身なので、はじめは関西での仕事を探してみましたが、調べるうちに自分のやりたいこととは少し違うと感じ、東京の方がチャンスが多いと思い、上京を決断しました。家族には心配されましたが、説得して東京に来ました。

代官山スタジオ独自の育成カリキュラムを学んでみてどうですか。

ギリギリ順調です笑。大きな工作が苦手で、案の定懸念していた所でつまずいてしまいましたが、「自分ができないだけだから仕方ない」と受け入れ、早く巻き返そうと頑張っています。機材1のテストに合格し、機材名が分かるようになりましたが、咄嗟に指示されると組み合わせて使う機材まで思い浮かばず、現場に出て初めて気づくことも多いです。勉強することばかりですが、さまざまな経験ができて毎日が楽しいです。今は、指示を待つのではなく、フォトグラファーと先輩のやり取りを見て、現場を先読みする力を身につけたいです。

将来はどのようなステップアップを考えていますか?

まだ考え中ですが、将来的にはフリーになって、土日は婚礼や家族写真を、平日はスタジオで広告写真を撮りたいと考えています。そのため、卒業後はプロフォトグラファー直属のアシスタントとなり、人脈や実績をつくりたいです。まずは目の前の課題に取り組んでカリキュラムを修了すること、それと毎月の作品撮りを目指したいです。広告案件の撮影に携わるには、カリキュラムの11科目を修了してスタジオワークができるようになる必要があるため、少しでも早く終わらせたいです。今は、過酷な現場ほど積極的に挑戦したい気持ちです。

中途採用で代官山スタジオを志望する方へメッセージをお願いします。

中途の方は社会人経験がある分、心に余裕があり、多少大変な撮影でも動じず対応できることが強みだと感じています。年齢や経歴で悩んでいるなら無理に転職しなくてもいいですが、もし親の反対や自分の気持ち以外の理由で迷っているなら、ぜひ思い切ってチャレンジしてほしいです。
PROFILE
出身地:滋賀県
出身校:同志社女子大学
好きな写真家:鋤田正義さん、太田好治さん、川内倫子さん